チョコボール事件

人の不幸を笑うものではないが、これは今思い出しても大笑い出来る程の出来事だった。
恐らく今までの人生で、これ以上に笑った事が無いと云う位に笑った。

友人の整体師が、名古屋で修行していた時の実話である。

午後の診療で来院し待合室で待っていた小学生の足元に、チョコボールが落ちている。
普通、床に落ちた食品は食べないと思うのだが、彼は親切にも
「チョコボールが落ちているよ」と声を掛けながら拾った時だった。

何かが違う、何かが激しく違う・・・

軟らかい・・・
指に伝わる感触がチョコボールの硬さではないのだ。
(これは後日、本人から聞いた感想です)

それは小学生の「う○こ」だったのだ!

何とウサギの糞の様に真ん丸な物を脱糞していたのだ。
多分、何らかの事情で脱糞した物が、半ズボンの中から出て床に落ち
それを親切にも友人が拾ってしまったのだ。

もう笑いを堪えられるレベルではない。

オイラの余りの笑い様に、診察室や控室から先生や同僚らが出て来て
チョコボール事件は発覚してしまったのである。
現場に居た全員が笑いこけ、暫く診療が再開出来ない事態に陥った。

現場で一部始終を見ていたが、チョコボールと思って拾った時の
友人の顔は一生忘れられない。

現在、友人は大阪で開業し一国一城の主となっているが
チョコボール事件は封印している様だ。